ホームページは誰のもの?
ライブドア事件で「会社とは一体誰のものなのか」というのが焦点になった事がありましたね。
2006-03-15 00:12:04
会社とは株主の物だ!とかいいや消費者の物だ!なんて論争が起きていた事はまだ記憶に新しいですね。
ではちょっと論点を変えて、ホームページとは一体誰の物でしょう?
制作者の物?運営者の物?出資者の物?それとも視聴者の物?
ホームページ、WEBの概念は元々、情報の共有にあるそうです。
基本的にホームページはHTMLというインタプリタ言語のようなマークアップ言語で記述されます。
なんだかよくわからないですよね。
これはつまり全ての情報(文字列・テキスト)を属性ごとにタグでくくる事により情報を整理し公開できるという画期的な言語なのです。これらから派生したものがXMLやRSSなどのマークアップ言語です。
すっごく簡単に言うと、項目を自由に設定できるメモ帳みたいなカンジです。
メモ帳だと項目(ファイル名)ごとにファイルを作らなくてはなりませんが、XMLなどのマークアップ言語はひとつのテキストファイルの中に様々な属性を設定でき、さらにそれらの属性をネスト(入れ子)する事ができるため非常に効率性の高い情報ファイルとして今、飛ぶ鳥を落とす勢いで普及してるという寸法です。
話がかなり脱線しましたが、昨今騒がれているSEOというものも、結局はこれらに準拠していれば本来全く問題は無いのです。H1などの見出しを立て、Pで段落を区切り…。とマークアップ言語を理解していればさほど難しいことではないのです。
それはつまりマークアップ言語が情報をわかりやすく見る人に伝えることを前提に定義されているからです。つまりホームページとは見る人(ページを見つけた人)に価値のある情報を”無償”にて提供することが真の目的となります。という事はつまりホームページを制作する上でもっともその立場を理解すべきはエンドユーザ(視聴者)の立場なのです。
ナニを今さらアホくさいことを…とお考えの方も多いとは思います。
私も今、書きながらそう思いました。
しかし、利益を優先したり、自己主張を前面に出しすぎる事によりエンドユーザをおざなりにしているサイトも良く見かけます。ドットコム時代終焉とともに、それらのサイトが減ったとはいえ、まだまだそういう価値の無いサイトを作る業者が多いのもまた事実です。
この長い文章を読んで頂いたあなたは、是非エンドユーザの視点から価値あるホームページを制作してみて下さい。
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